学科 学年 |
E4 |
科目, 分類 |
電気機器 [電機] Electric Machines |
講義, |
通年 2単位 |
担 当 |
高野 明夫 TAKANO Akio |
【内容と目標】発電所の発電機により発生された電気エネルギーは、変圧器を介して遠方に輸送され、各種回転機器によって機械エネルギーへと変換される。現在、エネルギーの発生と輸送、及び消費を同時に行え、しかも制御が可能なエネルギー伝達媒体は電気しかない。電気機器は、産業現場のみならず家庭内においても広く普及し、我々の文明を支えている。本講義において、こうした全ての電気機器を網羅することは時間的に不可能なので、直流機、変圧器、誘導機、同期機の4項目に厳選し、その根本原理から説明する。交流機器の取り扱いは、定常理論に限定し、その理解の徹底を計る。 【教科書等】電気機器工学T 尾本義一他共著 電気学会 【評価方法】定期試験の結果に出席状況と学習態度を加味して評価する。 【関連科目】数学,回路理論、制御工学、電力工学、パワーエレクトロニクス |
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授 業 計 画 |
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第 1週 電気機器概論 第 2週 直流機−原理と構造 第 3週 −電機子巻線とその理論 第 4週 −整流、発電機の種類と特性 第 5週 −電動機の種類と特性 第 6週 −運転、損失、効率 第 7週 −演習問題 第 8週 定期試験 第 9週 変圧器−原理と構造
第10週 −等価回路と電圧変動率 第11週 −三相結線と並列運転 第12週 −各種変圧器と損失 第13週 −変圧器の試験 第14週 −演習問題 第15週 定期試験 第16週 誘導機−原理と構造 第17週 −等価回路と特性式 第18週 −定数測定と特性計算 第19週 −電動機の始動、速度制御 第20週 −単相誘導電動機 第21週 −その他の誘導電動機 第22週 −演習問題 第23週 定期試験 第24週 同期機−原理と構造 第25週 −電機子巻線と電機子反作用 第26週 −電圧変動率と特性曲線 第27週 −出力特性と並行運転 第28週 −同期電動機 第29週 −演習問題 第30週 定期試験
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【備 考】特になし。 |