学科

学年

 

 

E5

 

科目,

 分類

 

電気電子工学実験[実験]

Electrical Experiments

 

実習,
必修

 

通年

4単位

 

 

電気電子工学科全教官

All Teachers

 

内容と目標

   前期:教科内容に沿った実験を行うとともに、講義で扱わない分野のテーマも導入して実験を行う。さらに2〜3週間かけて完結するようなテーマも含まれており、低学年の基礎的な実験とは異なる特色をもたせている。

後期:卒業研究の指導教官のもとで個別テーマの実験を行う。

教科書等  プリント

評価方法  実験レポートを評価の基軸とし、それに実験に臨む姿勢を加味する。

関連科目  5年次までの専門科目すべて。

 

授  業  計  画

1 実験説明(1)

2 実験説明(2)

3 3相電源の並列運転と同期電動機(同期投入,負荷分担及び電動機のV曲線を学ぶ)

4 電圧形三相インバータ(SFB装置を用い制御系の基本構成と時間応答の理解)

5 同期発電機の並行運転(出力電圧電流波形の観測,制御回路の理解,モータの運転)

6 ドプラレーダの応用(回転羽を10GHz帯で計測,偏波とミキサ動作を理解)

7 ドプラレーダの周波数スペクトラム(出力を解析し,上の観測値と比較検討)

8 報告書整理

9 光ファラデー効果(磁界によるレーザ光線の偏向を測定し,現象を理解する)

10 アナログスイッチの特性(素子の動作を知り,離散時間処理の基礎実験を行なう)

11 スイッチトキャパシタ回路(周波数特性を測定し,離散時間処理の応用を学ぶ)

12 パルス回路の解析(微積分,ミラー,ブートストラップ回路の動作原理を理解する)

13 定K形フィルタ(LP,HP,BP,BEPフィルタ回路を設計,測定し動作を理解)

14 報告書整理  

15 報告書整理

16 (1)発振器のリミットサイクルを書く:外部信号注入同期現象とその応用を理解

       (2)微小インピーダンス変化の測定に必要な回路技術を理解し,具体的回路を開発

       (3)音声の周波数解析・各自の音声をパソコンでAD変換し,FFT解析する

       (4)Si p-n接合の製作と,V-IC-V特性の測定:単結晶の諸定数から理論解析する

       (5)インターフェイス回路:ハードウエア製作と,制御用プログラムの作成

       (6)微分方程式の数値解析:電気回路の数値解析法及び回路の動作を理解

       (7)誘導機の速度制御:ディジタル制御理論とパワーエレクトロニクスの基本技術を習得

       (8)無整流子電動機:SMをエレクトロニックスにより安定して運転する技術の理解

       (9)浮上式鉄道の起電システムについてサージ特性,周波数特性を解析

      (10)ネットワーク理論や音声合成を通したアプリケーションプログラムの作成

29 報告書整理(卒業研究論文に含める)

30 報告書整理(卒業研究論文に含める補講)